
SES企業ってぶっちゃけ案件はどうなの?
ブラックって聞くけど実際にSES企業にいる人の話を聞きたいです。
こんな疑問に答えていきます!
どうも!スマ(@suma_otaku)と申します。
元マンション管理会社の営業職から未経験でIT企業に転職をしました。IT企業とは言ってもSES企業ですが…。
この記事では僕の経験や周りの人に聞いた話を元にSES企業についてお話をしていきます。
記事を読んで内容についてもっと詳しく聞きたい部分があれば、ツイッターやコメント欄に書いてもらえたらわかる範囲でお答えできるかもしれないので、ぜひ声をかけてみてください。
ぶっちゃけ今回の記事の内容は未経験でIT企業へ就職・転職を考えている方は必見です!
実際に僕が、「転職前に知っておきたかったなっ」という内容をまとめました
視点としては僕がプログラミングコードをガシガシ書いていけるような感じの仕事をしたいと思っているので、開発をしたい人向けの内容になっています。
インフラエンジニアになりたいって方はレバテックさんの「参考にしたい!インフラエンジニアが書くブログまとめ」という記事をおすすめです!!
- 未経験からIT企業への転職を考えている人
- ブラックIT企業に就職したくない人
- 既にSES企業に就職が決まっている人
コンテンツ
SES企業ってなに?
用語の問題なのでさらっといきます。
一言で言うと「クライアント企業に常駐して働く形態の企業」のことです。
僕が今いる企業もSES企業なのですが、他の会社が

エンジニアが足りないから手を貸して欲しいな

わかりました〜。○人エンジニアを派遣します!!
って感じで派遣をする感じです。
流石に社名は言えないのですが、僕も自社ではないそこそこ大手企業に行って毎日仕事をしています。
さらに下請けの企業さんとチームを組んでいるのでメンバーの中で自分の会社の人は僕ともう1人って感じです。
僕のいるフロアでは他にも同じような協力企業がいくつも入っていて、一体誰がどこの会社の人なのかよくわからないって状況だったりもします。
SES企業についてもっと詳しく知りたいって方はIT転職・SE転職を徹底支援するIT業界の歩き方というサイトの「【必読!】SESの基本と派遣・請負との違いをわかりやすく解説!」という記事が詳しく説明をしてくれているので、併せて読んでみてください。
未経験の就職口はSESがほとんど!
ちまたではSESは案件ガチャだから良くないって話がありますよね。
多分この記事を読みに来てくれたあなたもSESの案件ガチャの話を聞いて色々と調べている最中だと思います。
多分めっちゃ不安だと思うので、先に結論をお話しすると「SES企業案件ガチャ説については真実です!!」
なので、ネットで調べてそこまで悪いあたり方はしないだろうなって思っている方がいたら要注意ですね!!
詳しくは後述しますが、実際に僕は案件ガチャでハズレを引いています…。
案件ガチャって何?と言う方のために補足をしておくと
案件ガチャとは、
SESでは自分で派遣先の企業を選ぶことができず、営業して取ってきた案件に配属され、
案件によって仕事のレベルが全然違い、上流案件(SSレア)から誰でもできる案件(ノーマル)まで
振られて選べない状況をゲームのガチャに例えて言っているものになります。
具体的な事例をお話しすると、
Javaを勉強してAndroidアプリとかの開発をしたいなって思って「開発志望」で入社したはずなのに、案件に配属されたら「インフラ案件」で、
誰でもできるようなWindowsPCのパッチ適用ばっかりやらされてプログラミング言語など全く触らないというような状況になります。
(実際に僕がこのパターンですね…)
ぶっちゃけ、あまり知識のない業界未経験者がIT業界へ転職をしようとすると、
SES企業が大きく門戸をひらいて待ち構えています。
「入社してからいろんな案件を渡り歩いて技術力を上げていけばいいよ〜」
みたいな甘い言葉ととも…。
なので、あなたが安易にSES企業に入りそうになっているのであれば、
まずは自分のキャリアを再度考えて、SESで案件ガチャでSSレアが当たるまで待ち続けられるだけの心の余裕があるかを一度考えてみてもいいかもしれませんね。
SESの案件ガチャって悪い案件しかないの?メリットもちゃんとあります!!
ここまでの話を聞くと「SES企業って開発したいのに開発もできずに消耗する人生を送ることになっちゃう酷い企業」ばかりなのかなって思うかもしれません。
しかし、全部が全部酷い案件ばかりでないのも事実です。
例えば、僕の知り合いでは新卒でSES事業が中心の企業に入社して、最初の現場からプログラミングの開発案件に携わっている人もいます。
その友人は誰もが知っている超大手のIT企業に派遣されていて、
PHPやJavascriptと言ったフロント寄りの技術を使いながら、このブログを読んでくれているあなたも一度はみたことあるようなシステムの開発・保守案件に携わっています。
しかし、その友人の入社当時の技術力では超大手のIT企業には新卒入社はできなかったと思うので、SES企業だったからこそ教授できたメリットですね。
なので、SES企業に入ったからと言って、全部が全部悪いとも言い切れないのが事実です。
未経験の人間が技術力を伸ばそうと思ってでっかいシステムに関わるとしたら
・大手企業に直入社する
・SES企業に入って大手企業の案件に関わる
の2つが主な方法になりますからね。
(もちろんフリーランスで参画というのもありますが、未経験で実績もない状況で大きな案件に関わるのはあまり現実的ではないと思います)
そんな感じで、SES企業でも悪い案件ばかりではないので、
案件ガチャ要素はありますが、SES企業から超大手企業に派遣されて大きなシステムに関われる方法もあるというのは大きなメリットですね。
なので、未経験の人でも時間をかけて実力を積んでいきたいという方にとってはSES企業はメリットにもなります。
未経験がSES企業を選ぶポイントについて
さて、ここからは実際にSES企業にいる僕が思うSES企業の選び方についてお話をしていきたいと思います。
結論をいうとポイントは以下の3つです。
- 配属が開発案件と決まっていてスキルアップできる(インフラ志望ならインフラ)
- 最初の配属案件の期間が短い
- 案件ありきの新入社員募集じゃない
僕は転職活動の際にSES企業で何社か内定をもらっていたのですが、
「最初はインフラ案件を2年間やってね」
みたいな企業が多すぎて、開発に関われない企業は全部断りました。
「2年もインフラやっていたら時代が変わっていて最新の技術に追いつくことはできないし、開発案件の技術力なんて全くつかないわ!!」
って感じです。
ぶっちゃけ、そんな感じのSES企業も多いので、入社前にはっきりと聞いておいた方がいいかなと思います。
おすすめのプログラミングスクール
未経験でSES企業に就職する場合には、
多少であってもプログラミングをかじっておくと開発案件に携わるハードルは低くなると思います。
僕の場合は無料のプログラミングスクールに通ってから転職をしました。
技術力としては全然ですが、コレだけで多少は開発案件に進める可能性は大きくなっているなっていうのが実感ですね。
全くの素人だとやっぱりインフラに回されることが多いですが、多少でもやっていると会社も開発案件への参画を考えてくれたりします。
ぶっちゃけ僕の場合は、入社直後にインフラ案件に回されているのであまり説得力はないかもですが、短期の案件且つ次の現場では開発を考えているという話をもらっているのでいつまでもインフラっていうのよりは及第点かなって思いますね。
そんな感じで、完全未経験って方はスクールに通うのもありです。
自分ではなかなか勉強できない、独学してたけどわからなくて進まないという方にはおすすめですね。
少なくとも、自分でプログラミング学習を始めてみようかと思って、progateをやった後に、自分のパソコンで開発環境の構築しようと思ったら、できなくて詰むという事態はスクールに通っていれば避けることができます笑
おすすめのプログラミングスクールについては「未経験からIT転職した僕がおすすめするプログラミングスクール5社【無料あり】」という記事の中で紹介をしていますので、併せてみてくださいね。

まとめ:SES企業にいくならば自由度の高い企業を選ぶ!
さて、最後にまとめるとSES企業の選び方は
- 配属が開発案件と決まっていてスキルアップできる(インフラ志望ならインフラ)
- 最初の配属案件の期間が短い
- 案件ありきの新入社員募集じゃない
でした。