
仕事が多くて休日出勤をしています…
そろそろ、10連勤を超えてしまって心も体も限界です。
こんな働き方では身体を壊してしまいそうで不安ですし、とても辛いです…
なんとかできないのでしょうか??
どうも社会人2年目のSUMA(@suma_otasuma)です。
この記事では、連勤の違法性や連勤ばかり職場がどんな感じなのかを説明します。
記事の後半では僕が最大で19連勤したときに起こった心と体のネガティブな変化についてお話をして、連勤地獄から抜け出した方法についてもします。
あくまで、僕個人の感想のため、医学的根拠とかは一切ありませんが、実体験を元にしているのでかなり信憑性は高い記事になっていると思います。
- 連勤の違法性について知りたい人
- 仕事で連勤が続いて疲れている人
- 連勤によって起こる心身の変化を知りたい人
この記事が辛い連勤で苦しんでいるあなたの参考になれば嬉しいです。
記事の後半でお話している辛い残業の抜け出し方ですが、先に結論だけ言うと僕は非効率な人ばかりの会社で、個人で仕事効率化術やタスク管理術について学ぶようになり辛い残業生活から脱出できました。
本編の前にも関連記事を紹介するので、もし緊急で連勤に悩んでいる方がいたら参考にしてください!
コンテンツ
10連勤してるけど違法じゃないの?法律ではどうなっているの?【19連勤しました】
結論として、10日間連続で働いても違反にはなりません。
労働基準法では以下のように書かれています。
第三十五条 使用者は、労働者に対して、毎週少くとも一回の休日を与えなければならない。
労働基準法第35条
使用者が1週間に1回労働者に休日を与えればOKということが書かれているので普通であれば、
「今10連勤しているんだから違法じゃないか!!」
っておもいますよね。
しかしここには大きな落とし穴が2つあります。
- 連続で働いてはいけない日数は決まっていない
- 三六協定を結べば休日出勤が可能
詳しくお話しします。
まずは一つ目の落とし穴「連続で働いてはいけない日数は決まっていない」からみていきましょう。
この表をみてください。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
休み | 出勤 | 出勤 | 出勤 | 出勤 | 出勤 | 出勤 |
出勤 | 出勤 | 出勤 | 出勤 | 出勤 | 出勤 | 休み |
連続出勤の規定がなく、週1日休みを与えればOKと言うことは週の最初と次の週の最後に休みにすれば問題がないと言うことです。
つまり表のように最大で12連勤となっていても違法性はありません。
続いて二つ目の落とし穴である「三六協定を結べば休日出勤が可能」です。
三六協定とは労働基準法36条で記載されている「時間外労働及び休日労働のおける指針」で記載されています。
法律の変更などで昨今話題になっていたので知ってる方も多いと思います。月に45時間以上残業しちゃダメとか60時間以上の残業は年間何回みたいなやつですね。
今回の話に重要なポイントをまとめると
「労働者と使用者が同意していれば、使用者は定時過ぎや労働基準法の定めている週40時間を超えて、休日出勤や残業をさせることができますよ」
と言うような感じになります。
この合意によって本来休日という設定をしていれば、法律の上限までは休日出勤をさせても違法にはなりません。
僕が19連勤した時はこちらのパターンで「本来は休日という扱いだけど、出勤してね」ってなっていたので違法ではなかったわけです。
※合意は事務所ごとに代表一人とかでよかったはずなので、
自分同意した覚えないよって人でも対象になります。
詳しく知りたい人は調べてみてください。
自分同意した覚えないよって人でも対象になります。
詳しく知りたい人は調べてみてください。
労働基準法についてもっと詳しく知りたい方は厚生労働省がこちらのQ&Aなども用意しているので併せてかくにんしてみてください。
10連勤を超える職場ってどんな状況なの?【非効率化の最前線】
おそらくこの記事にたどり着いたあなたは検索でこの記事を見つけてくれたのではないでしょうか?
なので、

19連勤って言っているけど誰だよ?
って感じだと思います。
なので、最初に自己紹介させてください。

スマと申します。1995年生まれの社会人です。
新卒で入社した会社がプチブラック企業で月の休みが5日程度がデフォルト、最大19連勤しました。
というような形です。
仕事効率化をしていくことで多少の改善はありましたが、ずっとこのままと言うわけにもいかなかったのと別の仕事に挑戦もしたかったので、新卒2年目で別業界へ転職しました。

さて、ここからは本題である「10連勤以上が普通にある会社の状況って一体どんな感じなの??」ということについてお話をしていきます。
結論として、10連勤以上がまかり通っている会社を一言で表すと「時代に逆行して非効率的な作業が増えていく」と言うような感じでした。
具体例をいくつかあげると
- ペーパーレスにしていくと新卒に歌っているのに勤怠システムがPCと手書きの2つ提出を求められる
- 社内会議がどんどん増えていき、入社してから半年で月3回程度だった会議が8回ほどになる
- 同じ案件についても情報が共有されてなく、提案資料の雛形が同じ支店内で5つ以上ある(別視点の状況はわかりませんが、視点の数ごとに掛け算で増えていくのではないかと思います…)
- 繁忙期の時期と研修のタイミングが毎月重なっていて研修中にも作業をしないと終わらない
僕が不満に思っていたことの一部を挙げてみました。
控えめに言っても時代に逆行していると言って過言ではないですよね。
ここには全部書けないですが、他にも非効率化を極めたようなことがたくさんありました。
また、上層部の考え方として
「仕事が終わらないなら連勤もいた仕方ない」
「なんとか時間を見つけて休みを取れ」
と言ったような雰囲気が流れていました。

そもそも、僕だって休みたい一心で働いているし、なんとかして時間取ろうにも取れないから休日出勤してるんですけど!
なんとか時間を見つけて休みを取れって、会社側が仕事の采配をできていないことが問題なんじゃないですか??
個人の問題みたいに責任転嫁しないでよ!!
↑実際こんなことを思いながらずっと仕事をしていましたね。
僕と同じようなことを思っている方も多いのではないでしょうか??
【終わらない仕事】僕の仕事は何連勤続くのか…
記事の後半では僕が連勤していた時のことについてお話をしたいと思います。
僕の仕事は基本的に客商売のため、土日がメインとなります。会社の休みは土日に設定されているため、必然的に休日出勤が多くなってしまいます。
人によっては10連勤、タイミングが悪いと20連勤を超えるといったこともザラにあります…
一応残業代はつきますし、振替の制度もあるのですが、人事部からは残業をしないような支持があるため、36協定の最大残業時間である月45時間を超えないようにしなくてはならないということで、超過分は上司から申請をしないでくれと頼まれて、無かったことにさせられたりします。仮に超えてしまった場合には、勤怠記録の上書きを行い無かったことにしたりしています。
また、休日出勤の振替制度については、業務量や締切に追われてしまい到底取れない状況です。
今回は、新卒1年目で19連勤を体験したときに僕に起きた症状をお話したいと思います。
7連勤を超えてから【仕事に疲れた…休みたい…】
7連勤。ちょうど一週間働いたら7日ですね。
僕の会社は、土日に顧客とアポイントが多く、平日は事務処理(事務が平日しか可動してない)や他の業者(土日は連絡が通じない)と連絡する必要があるため、毎日可動する必要が生じる仕事です。
また、営業に割り振られた仕事を代わりにやってくれる人はいないため、事務処理も業者との連絡も自分でする必要があります。そのため、平日どこかで無理にでも休みを取らないとそのまま次の週に突入するはめになります…汗
7連勤が日常的にある会社の方はもしかしたら僕と同じような状況なのでは無いでしょうか?
日常的な7連勤がない会社の方でも繁忙期とかで1度くらいまでだったら7連勤を体験したことのある方も多いかもしれませんね。
7連勤をしたとき(僕の場合、毎月1、2回は発生してたりするんですが…)に起こった症状は以下の通りです
2会社への足取りが重い
3せっかくの休みがきても疲れて寝ちゃう
4朝起きれない
5仕事を休む方法をひたすら考えはじめる
ココまではまぁ疲れてるんだなぁって感じかもしれませんね。
人によってはいつも感じてるかもしれません。
14連勤を超えてから(頭がまわらない…)
14連勤。とうとう、休みなく2週間目も終わりました。
ここまで来るとまともな判断力が無くなっていき、今までやったことも無いようなミスを連発するようになります。
僕の場合は頭の中と指の連携が取れなくなったのか、ブラインドタッチが出来なくなりました…汗
正確に言えば、出来なくなったというより、自分の打ってるはずと違う順番で文字を打ってしまい、誤字を連発してました。
同じ誤字を書いては消しを繰り返してという同左を5−6回連続でしたこともあります…
他にもいろいろと自覚のある症状を下記にまとめました。
2仕事に行きたくなさ過ぎて、憂鬱になる
3リフレッシュできないまま翌日を迎えるため、疲れが取れない
4生活習慣が悪くなり、胃や腸の調子が崩れる(僕の場合、まずお腹に来ます)
5考える気力・時間を失ってくる
6ブラインドタッチが出来なくなる
ココらへんまで来ると流石に結構やばいです。思考停止状態に入ってくるため、疲れていることや辛いということにもだんだん気づかなくなってきます。
できる限りこの2週間目に入る前にどうにかして休みを取る必要があると思いますね。
19連勤を体験して…(もう限界…)
19連勤。14連勤も終わりましたが休めるわけもなく、(僕の仕事は出勤すればするほど、顧客から宿題を出されるのでやることが増えます)そのまま3週間目に突入しました。
ここまで来ると自分が疲れていることにも気づかずになんだかおかしなテンションに入ってくるんですよね…。
同僚と一緒に「いや~。もう3週間前の月曜日から休みが来ないよ~。そろそろ疲れてきたよやばいね~www」みたいな感じで昼食を食べてました。
そんな中18日目で、終電間近で帰っているときにイヤホンで音楽を聞いていたら、「何やってんだろ俺…」ってなんだか泣きたくなってきて、つい乗り換えの電車を見て突っ込んでいきそうになってしまいました。
それで翌々日の会議があったのにもかかわらず上司に「そろそろ疲れたんで休む!!」って言って会議も仕事も終わってなかったのに休みを取りました。
あそこで休んでなかったら本格的に僕はやばかったと思います…。人間限界を見る前の段階で何かしら対策を取る必要があると思います。
2階段を登るのが辛くなる(なんか重力に負けるようになるんですよね)
3目の前を通る電車に吸い込まれそうになる
4冷や汗がとまらなくなる…
【まとめ】連勤の疲れは無視しちゃだめです!
今回は、10連勤超えの仕事で僕に起きた症状を書いてみました。
19連勤目には、もう嫌だ!!疲れた!!ってなって
「明日社内会議の日だけど休む!!」
って上司に言って休みましたけど、あのまま会議に出てたら、危うく30連勤になるところでした…汗(逆に言えば休んだ次の日からも自宅作業など含めて10日くらい仕事してました)
僕個人の話なので、人によって違う症状が出ていると思いますが、近い症状が出ていたらソレは体からの危険信号です。
絶対に無視しないでください!
体に負担がかかっていると細かい体調不良が出てきます。それは体のErrorサインですから見逃さないようにしてください!!
体がダメになる前に退職するなり転職するなりして自分を労った働き方に変えていきましょう。
ただでさえ、定年が遠くなる、年金受給が遠くなる時代です。
将来の事を考えたら今無理をするのは得策とは言えないかもしれないですよ。
連勤地獄から抜け出した方法について
さて、最初にも少しお話をしましたが、僕は「タスク管理」を徹底することで連勤地獄から抜け出すことができました!
実際にやった手順としては
- 1.情報を一元管理を徹底して、探す時間を減らす
- 2.自分の作業時間を記録して、実現可能なスケジュールを組む
- 3.タスクを見える化して、考えずに行動できるようにする
という感じです。
具体的な方法についてはこちら↓の記事で書いているので併せて読んで見てくださいね。
関連記事>>仕事効率化の具体的な考え方と方法【適切なタスク管理の方法を知りましょう】

連勤の限界が来たら…【心身が壊れる前に逃げろ!】
連勤ばかりでもう辛い。こんな会社いたら潰れてしまうとなったら転職をするのも一つの手かと思います。
僕自身、上記の会社には限界を感じていて転職をする予定になっています。ブログを書く時間も中々取れないし…
転職に悩んだら転職エージェントに相談するのがおすすめです。
僕の友達が転職したときには、転職エージェントにいくつも登録してその中の求人から応募をしていました。
僕は別の方法を使って転職をする予定なのですが、リクルートの転職エージェントには一度相談に行っています。
時間がない中でも、アドバイスから応募作業、面接日程の調整などを行ってくれるため、時間のない社会人にはピッタリのサービスです。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございます!!
将来に向けて努力をしたいけどなかなかできない…。仕事に追われて自分の時間がない…。
でも一体どうすれば今の辛い状況から抜け出せるのかわからない!!!
もしあなたがそう思っているなら「タスク管理」を知るのが超おすすめです。
詳しくは>>タスク管理カテゴリで解説中